中村扇雀の公式ブログ

「歌舞伎のこと」記事一覧

「赤坂歌舞伎「夢幻恋双紙」赤目の転生」

2017年4月22日

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「醍醐の花見」と「帯屋」の間で赤坂歌舞伎観てきました。

一言で言うとまた一つ新しい形の現代歌舞伎が生まれたなと言う思いでした。
映画を見終わった時のような感覚。
ダークファンタジー、と呼べるジャンルに足を踏み入れた気がします。

開演からお客様を引きつけ、集中させる脚本は無駄がなく状況説明も少なく会話劇の中にどっぷりつかってしまいました。
役者さんも皆蓬莱ワールドを理解し表現していたことが引き込まれる要素の一つでもあったと思います。

素晴らしい挑戦であり蓬莱さんという演劇人を歌舞伎界に引き入れた雅行(勘九郎)の功績は大きいと思います。二作目三作目が待たれますし機会があれば是非参加したいというのが本音です。

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「今月の舞台から」

2017年4月21日

昼の部序幕「醍醐の花見」

北の政所

40分程の新作舞踊劇です。
京都の醍醐寺三宝院で秀吉の晩年執り行われた花見をモチーフにしています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/醍醐の花見

「醍醐の花見」: 北の政所

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昨年の1月松竹座以来の再演となった「帯屋」ですが、上方の役者による上方歌舞伎の上演が歌舞伎座では少なくなっているので、お絹はとても切ない役ですが、85歳の父と共演で和事の舞台をお見せできることは喜びです。


「帯屋」: お絹

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写真:歌舞伎座

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「舞台写真入りプログラム販売開始」

2017年4月21日

四月大歌舞伎の舞台写真掲載のプログラムが20日より販売となりましので、私がお名前を書いてサインしたものをご希望の方にご郵送致します。

5ヶ月ぶりの歌舞伎出演で久しぶりの女形です。

一部¥1.600(送料・消費税込み)

尚、劇場受け渡しご希望の方は引換希望とお申込みの際にお知らせ頂ければ定価にてお渡し致します。

ご希望の方はお名前ご住所を明記のうえ
下記のアドレスに部数を添えてお申し込み下さい。
入金方法を折り返しお知らせします。入金確認後に郵送させて頂きます。

ご応募お待ちしています。
締め切りは26日千穐楽正午(12時)とさせて頂きます

suzumenokai@senjaku.com

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「大入袋!」

2017年3月 2日

2月公演で歌舞伎座と芸術劇場の両方を掛け持ちしていた田中伝左衛門さんがが歌舞伎座の千穐楽で写真のような大入袋をもらって来てくれました。

足跡姫の楽屋の掲示板に貼られています。

家元(伝左衛門さん)の心遣いに感謝です。

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猿若とサルワカ(妻夫木さんの役名)繋がりで

猿若祭と足跡姫が兄弟公演になりました‼︎

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「初舞台!」

2017年2月25日

今週の休演日に歌舞伎座の勘太郎、長三郎兄弟の初舞台を見て来ました!
足跡姫では亡くなった哲明さんのオマージュを上演し、同時にお兄さんの孫2人が役者の道を歩み始める。
歌舞伎の歴史を目の当たりにした感覚です。

消える命に生まれる命。
お客様はその瞬間を体で感じ記憶に残して下さっているのでしょう。

あと約2週間となった足跡姫。
野田さんの書いた言霊に魂を揺さぶられる毎日です!

IMG_4365.JPGのサムネール画像

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「八代目中村芝翫襲名披露千穐楽」

2016年11月25日

本日めでたく千穐楽を迎えました。
襲名は役者人生の転機です。
舞台以外にもやらなくてはいけないことも多く気の休まることのない日々続きます。
新芝翫さん新橋之助さん新福之助さん新歌之助さん2ヶ月間お疲れ様でした。
の一言です。

30年以上にわたり本当に多くの舞台で共演してきた橋之助さんの芝翫襲名は我が事のように
感激しています。歌舞伎が400年受け継がれてきた事を肌で感じるのが襲名披露です。
歴史の1ページを刻んでいることを感じずにはいられません。
亡くなった勘三郎のお兄さん三津五郎のお兄さんが一座にいないことが残念でなりませんが現実を受けとめて前に進んでいくしかありません。

私は1月から3ヶ月野田マップ「足跡姫」に出演のため12月は稽古ですので、今年の舞台は今月で終わりです。

1月 松竹座 「枕獅子」傾城弥生後に獅子の精
       「掛川連理棚~帯屋」長右衛門女房お絹
「芝浜革財布」政五郎女房おたつ
2月 休演
3月歌舞伎座 「寿曽我対面」大磯の虎
五代目中村雀右衛門襲名披露「口上」
4月こんぴら歌舞伎金丸座
四代目中村鴈治郎襲名披露「口上」
「幸助餅」三ツ扇屋女将お柳
「鷺娘」鷺の精
「封印切」井筒屋おえん
5月シアターコクーン
「四谷怪談」稽古
6月シアターコクーン
「四谷怪談」お岩・佐藤与茂七
7月 まつもと市民芸術館
       「 四谷怪談」お岩・佐藤与茂七
8月歌舞伎座 「嫗山姥」荻野屋八重桐
「艶紅曙接拙~紅翫」虫売りおすず
「土蜘」侍女胡蝶
「廓噺山名屋浦里」山名屋平兵衛
9月 休演
10月国立劇場 開場50周年記念
「通し狂言仮名手本忠臣蔵」早野勘平(三段目)
11月歌舞伎座 「四季三葉草」千歳
八代目中村芝翫襲名披露「口上」
「盛綱陣屋」早瀬
12月 野田マップ
       「足跡姫」稽古

今年も1年間劇場に足を運んで下さった皆様に改めて御礼申し上げます。

野田マップの事またご報告致します。


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「11月顔見世大歌舞伎舞台写真掲載のプログラム」

2016年11月21日

八代目中村芝翫襲名披露顔見世大歌舞伎の舞台写真掲載のプログラムが20日より販売となりましので、私がお名前を書いてサインしたものをご希望の方にご郵送致します。

一部¥1.800(送料・消費税込み)

尚、劇場受け渡しご希望の方は引換希望とお申込みの際にお知らせ頂ければ定価にてお渡し致します。

ご希望の方はお名前ご住所を明記のうえ
下記のアドレスに部数を添えてお申し込み下さい。
入金方法を折り返しお知らせします。入金確認後に郵送させて頂きます。

ご応募お待ちしています。
締め切りは25日千穐楽正午(12時)とさせて頂きます

suzumenokai@senjaku.com

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「11月八代目中村芝翫襲名披露」

2016年11月21日

長年共に修行を重ねてきた橋之助さんの芝翫襲名の公演にやっと出演が叶いました。
先月いの一番で出演したかったのですが、国立劇場五十周年の公演出演依頼があり当月の出演となりました。

私が大学卒業して舞台に戻って最初に友達になったのが当時の児太郎(現福助)さんと橋之助さん兄弟でした。児太郎(現福助)さんとは同い年で直ぐにうちとけ歌舞伎のいろはを教えてくれ、橋之助さんは5歳年下ですが彼の芝居好きには驚かされました。とにかく歌舞伎役者に成るために生まれてきたような彼は私に色々な歌舞伎のことを教えてくれたものです。
そして、当時の勘九郎さんとの出会いから平成中村座やコクーン歌舞伎また野田歌舞伎などの新作、勿論古典の数々と橋之助さんとは本当に多くの舞台を一緒に修行をしてきた仲です。
亡くなられた先代芝翫の叔父様には女形の役々を丁寧に教えて下さいました。非常に細かい指導をして下さり「髪結新三」のお久等は歩く足運びに至るまで丁寧に教えて下さいました。晩酌で芝居の話をして下さり芝居に向き合う姿勢から教えて頂きました。

幸ちゃん(新芝翫さんの本名幸二)がその芝翫の名跡を襲名する事になったと聞いた時、時の流れを痛切に感じました。幸ちゃんと初めて共演してから33年の年月が流れたことになります。感無量です。勘三郎のお兄さん三津五郎のお兄さんと同世代の立役の方がなくなった今彼の責任は重大だと思います。これからも共に舞台に向かっていきたいと初心に帰る気持ちです。

今月の舞台から

「四季三葉草」千歳

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「盛綱陣屋」早瀬

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口上

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「10月国立劇場の舞台写真」

2016年11月 2日

11月は国立劇場の50周年記念公演である「仮名手本忠臣蔵」に出演致しました。

長年の友である新芝翫さんの襲名公演が行われている歌舞伎座に出演したかったのですが、今回は東京ではあまり上演されない三段目の「腰元おかる文使いの段」「裏門の段」が上演されることになり勘平の役で出演依頼をしていただきましたので国立劇場に出演させて頂きました。
上方で「仮名手本忠臣蔵」を通し上演する時には「落人」ではなくこの場を上演して勘平とおかるがなぜ六段目の「早野勘平切腹の段」に繋がるかを物語としてお見せします。ストーリー重視の上方風です。

この場の勘平とおかるは色模様もあり和事の柔らかみが要求される役です。
口伝でおかるの役は三段目は遊女、六段目は腰元、七段目は女房の心でと言われておりますが、この場面を見て頂ければ分かると思います。

以前、父の勘平でこの場のおかるを務めていますが、今回は勘平に回っての出演です。
大事なことは勘平のリアルな心の動きと人物像。勘平の身分など位置取りだと思っています。

国立劇場は舞台入りのパンフレットの販売がありませんので舞台写真をいくつか掲載させて頂きます。

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「2つの感動」

2016年8月30日

今年の納涼歌舞伎も29日に千穐楽を迎えました。

1部から3部まで4役を努め盛況内に幕を閉じ、勘三郎のお兄さん三津五郎のお兄さんから納涼歌舞伎を引き継いだ責任を果たせたかなと、ホッとしています。
染五郎さんや猿之助さんも加わり例年以上に盛り沢山な演目でお客様も満足していただいたと確信しています。

その千穐楽に2つの感動が待っていました。

まず1つ目は橋之助さんの名前で最後の舞台となった「土蜘蛛」の終演後。
36年間名乗った名前の最後の舞台となり幸ちゃん(橋之助さんの本名)も感慨一入だったと思います。楽屋で横断幕、クラッカー、花吹雪、花束で労をねぎらったのです。
愛着のある名前に別れを告げることは寂しいと思いますが新たなスタートですので盛大に祝福の意をこめ盛り上げました。

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2つ目は「廓噺山名屋浦里」の終演後です。

定式幕が締まり作品の成功を喜び、勘九郎さん駿河太郎さんと舞台上で握手を交わし楽屋に戻ろうとするとなんと客席の拍手が鳴り止まずその熱気が幕の向こう側から伝わってくるのです。
大道具のみんなに舞台をそのままにするようにお願いし、花道から七之助さんが戻ってくるのを待ちます。いつまで拍手が続くのかは判りませんがこれは皆様に感謝のご挨拶をと思いとにかく鳴り止む前に定式幕を開けるように狂言方の徳太朗さんに頼みます。
幕が開くと直接みなさんの拍手が舞台裏まで響いてきます。花道から戻った七之助さんが帯を付け直し、舞台袖から出るか山名屋の暖簾から出るか瞬時に相談し暖簾から舞台に出ることに致しました。
暖簾から舞台へ再び出るとなんと歌舞伎座1階から3階迄お客様が総立ちで迎えて下さってるではありませんか。鳥肌がたちました。
そして客席から原案のタモリさん初演の笑福亭鶴瓶を舞台へ招きあげお二人がお客様へ挨拶をしくださり興奮冷めやらぬ中再び定式幕が締まります。

七之助さんが「やっと少し恩返しができたと思います」とそっと私に言いました。
哲明さんも喜んでくれているでしょう。悔しがってるかな。
歌舞伎が現代に息吹いている事が証明された瞬間です。
お客様の拍手に心から感動しました。
納涼歌舞伎の役目が果たせた満足感に包まれ感動の千穐楽を迎えたのです。

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皆で記念撮影!

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皆様1ヶ月ありがとうございました !!

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