中村扇雀の公式ブログ

2015年10月記事一覧

「NHK文化センター梅田教室」

2015年10月30日

初日が開いて5日が過ぎました。
連日多くのお客様においで頂きありがとうございます。
お客様の温かいご声援に助けられて熱のこもった舞台を一座一丸となってお届けしています。
大阪城が5年前の公演より客席から見える範囲も広がり、また夜の部「盲目物語」の幕切れの演出も好評を頂いています。当日券もございますので是非中村座にいらして下さい。

講演のご案内

19日の昼の部1回公演の日にチラシのとおりNHK文化センター梅田教室で講演を行います。
一般の方も来場可能ですので是非いらして下さい。
お申し込みはチラシのとおり
06-6367-0880
NHK文化センター梅田教室
にご連絡下さい。

梅田教室.jpg

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「平成中村座大阪公演初日」

2015年10月26日

ついに大阪城での平成中村座が幕を開けました。

このロケーションです!

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舞台稽古の最中に記者会見した時の様子です。
今回は前回5年前の中村座の時より劇場が底上げされ舞台の後ろが開いた時に大阪城の見え方が変わりました。以前より後方の席まで大阪城が見えます。

夜の部はライトアップされた大阪城が素晴らしい背景となって浮かび上がります。

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初日終演後にライトアップされた大阪城をバックにこの笑顔はお客様への感謝の笑顔です!

勘三郎のお兄さんも見てくれていると思います。
千穐楽迄まで丸々1ヶ月不休で走ります。

皆様!  劇場でお待ちしています!

隠れ勘三郎も探して下さい。パンフレットの中にもいますよ!

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「大阪フェスティバルホール」

2015年10月 9日

昨日初めて大阪フェスティバルホールに行って来ました。
素晴らしい劇場です。

目的は

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ちょっと見えにくいですね、すいません。

「活動30週年千住明個展コンサート2015」です。

小学校の同級生で幼馴染の千住明さん。
もう50年近い付き合いです。
仕事もしたこともありますが良き友であり飲み仲間であり刺激を受けるアーティストであり美味しいものを食べる仲間でありとまあ生涯の友達かな。
その彼のコンサートに行って来ました。

2部構成で1部は自身が数多く作った映画やドラマ・アニメのテーマソングを大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏で明が敷きをしての舞台。
2部はゲストに谷村新司さん辛島美登里さんを迎え、明(いつもの呼び方なので)はピアノを弾きながら指揮をするスタイルで舞台は進みます。
そして最後はピアニストの川田健太郎さんを迎えてTBSドラマ「砂の器」で演奏されたピアノ協奏曲「宿命」第一楽章でフィナーレです。

音楽の持つ力、フルオーケストラの迫力圧倒されました。

作曲というクリエイティブな才能にただただ脱帽。
トークも明の持ち前のチャーミングさが全面に出て谷村さんのアシストもあり最高にハッピーなコンサートでした。

以前、明の構成で「鷺娘」を東京フィルハーモニーの演奏でクラッシク音楽に乗せて踊ったことを思い出し是非また演りたいと密かに思っていました。

彼の打ち上げが終了後にミナミのバーで集合して川田をさんを交えて労をねぎらいつつ学生の頃の話から音楽のこと歌舞伎のこと、これから先のこと杯を重ね話がつきず気づいたら3時(・・;)


宣伝です!!

10月21日㈬19時開演
BUNKAMURAオーチャードホール
「活動30週年千住明個展コンサート2015」

若干残席があるとのこと。

皆さん是非いらして下さい。

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「「阿弖流為」」

2015年10月 9日

一昨日、松竹座で「阿弖流為」を観てきました。

劇団☆新感線の舞台は度々観ていて中島かずきさんの作品そしていのうえひでのりさんの演出は大好きです。

松竹座で歌舞伎俳優だけの☆新感線の作品が観られるとは思っもいませんでした。以前の「アテルイ」も観ているので大変楽しみにしていました。
東京公演は見ることか叶わなかったので今月の前半舞台が休みだったことに感謝です。

満員の松竹座の幕が開き大音量が鳴り響きテンポの良い台詞が飛び交いグイグイ観客を引き込んでいく流れに興奮しました。作品としては時間が長いのですが一気に壮大なドラマを見終えた爽快感でとにかく好きでした!

主役の染五郎さん勘九郎さん七之助さんだけでなく出演者の隅々迄集中して素晴らしい舞台で、勿論皆さん素敵でしたが宗之助さんと新吾さんが二人共今迄に演じたことのない役柄をしっかり表現していて目を引きました。

照明や音響は現代の武器でアナログから生まれた歌舞伎の進化形を見た気がします。

お客様の層もさまざまでこの舞台をそれぞれの世代の方がそれぞれに楽しんでいて歌舞伎の幅の広さを改めて感じて可能性は無限大だなと感じた次第です。

脚本の面白さや演出の素敵さ歌舞伎以外の方たちの才能をどんどん取り入れて来た先人に見習ってこれからもどんどん新たな挑戦をしていきたいとおおいに刺激を受けて劇場を後にしました。

終演後はその日観劇していた鶴瓶さんと合流して法善寺のお寿司屋さんで芸談やノリアキさんの話で大いに盛り上がり、鶴瓶さん独演会前日なのに長時間話しが弾み引き止めてしまいました。すいません。

来年の8月納涼歌舞伎で鶴瓶さんの協力で新たな試みをするのですが、皆様乞うご期待を!


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「「クリネタ」」

2015年10月 4日

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「クリネタ」という書籍に先日楽屋に暖簾を持ってきてくれた森田恭通さんとアートディレクターの長友啓典さんと3人の対談が掲載されています。

是非ご覧下さい。

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「演劇界11月号」

2015年10月 4日

吉右衛門のお兄さんが表紙の演劇界最新号(11月号)に私の巻頭ロングインタビューが掲載されていますので是非ご覧下さい。

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「巡業公演御礼」

2015年10月 3日

7月と9月の2月に渡り全国各地での公演が千穐楽を迎えました。

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7月東コース27ヶ所48公演
9月西コース21ヶ所39公演
合計48ヶ所87公演
6月は博多座8月は歌舞伎座に出演していたのでこの4ヶ月は少しハードだったかもしれません。
随分色々なところにお邪魔しました。
今回の巡業以前今までに沖縄県以外では全ての都道府県で歌舞伎の舞台に立っていますが、
今回もかなり多くの箇所に行けることができました。
1回平均40回程毛を振っていますので3500回程振っていることになります(笑)

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撮影:小林正明

途中、虎之介の網膜剥離もありましたが連獅子を親子で演じるのは虎之介の初舞台からの目標でしたので1つの目標が達成でき、無事に公演が千穐楽を迎えたことを素直に喜んでいます。
劇場に足を運んで下さった全てのお客様や長旅を支えてくれた一座の皆さん全てに感謝と御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

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