「1月公演舞台写真入り番付」
2025年1月23日
中日から役を交代しましたので舞台写真入りの販売が遅くなりました。
忠兵衛・八右衛門
両役の写真が入った番付をサイン入りでご希望の方にお送り致します。
初めての歌舞伎座での忠兵衛・八右衛門です。
ご希望の方はお名前ご住所を明記のうえ
下記のアドレスに部数を添えてお申し込み下さい。
入金方法を折り返しお知らせします。入金確認後に郵送させて頂きます。
歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」
サイン入りパンフレット
一部 1,685円
(1,500円+送料185円 消費税込み)
締め切りは1月26日(日)千穐楽正午(12時)までとさせていただきます。
ご郵送のみの受付とさせていただきます。
申し込みは
suzumenokai@senjaku.com
こちらのアドレスにお願い致します。
(※は必須項目です)
このページのトラックバックURL:
http://www.senjaku.com/cgi/mt4/mt-tb.cgi/834
遅くなりましたが、先月の「封印切」観劇いたしました。
じゃらじゃらとした忠兵衛と梅川の上方の匂い漂う前半の場面もさることながら、八右衛門とのやり合いの場面は思わず前のめりになりそうな程でした。
捲し立てるような喧嘩の口調の早さにお互いの意地が見え、幼馴染同士まるで兄弟喧嘩でお互いを煽って坂道を転がるように加速していく感覚が、あまりにも鴈治郎丈と息ぴったり。
それでも八右衛門が「封印の中身を見せろ」と言った瞬間に、その腕を抑えつける表情は時間が止まったかのような緊迫感で、寒気さえ感じさせてくれました。
そしてインタビューで仰っていた封印切りと封印切れの違い……。
封印が切れてしまってからは、引っ込みがつかないという絶望感と、それに伴うある種の開き直り、しかし最後にやはり隠しきれない怯えとも焦りとも見える感情に襲われる忠兵衛に胸が潰される思いがしました。
あの時、梅川と2人きりになってからの扇雀丈の目は忘れられません。
生意気なことを申し上げるようですが、中村扇雀ではなく亀屋忠兵衛そのものでした。
「亀屋の内儀」と呼ばれた時、「喜んで死ぬ」と言われた時、門出の時……どこか一瞬でも夫婦になれた幸せを感じられいますようにと願わずにはいられない。
観劇後にそんな思いに駆られたものです。
観て良かったと心から思える素晴らしい舞台でした。
また、先日サイン入りの筋書も購入させていただきました。
こちらも御礼が遅くなり申し訳ありません。
私の名前入りのご丁寧なサイン、とても嬉しく思います。
今年の「封印切」の観劇の思い出と共に宝物になりました。
と、駄文乱文を書き綴りましてお目汚しお許しください。
最後になりましたが、今年も扇雀丈が活躍できますことを、そして健康で舞台に立ち続けられますことをお祈り申し上げております。
本当にありがとうございました。