中村扇雀の公式ブログ

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「「文七元結」本日初日」

2021年6月 2日

国立劇場歌舞伎鑑賞教室6月公演
本日初日開きました。

学生の皆さん初めての歌舞伎でこの人情噺をお見せして、隈取とか見得をきるとか、豪華絢爛な舞台をイメージして劇場に来て下さっていたら失望してしまうかも知れませんが、歌舞伎にはこんなジャンルもあるという事を知ってもらういい機会になればと思っています。

長屋のおばちゃんが出てきていきなり夫婦喧嘩ですから、客席はクスリともせず最初は静まりかえっています。しかし芝居が進むにつれてそのドラマに引きづり込まれていくのか、劇場な方はが寝ている子もいなく見てくれていましたよと報告して下さったので、少しほっとしています。

勿論、半強制的に課外授業として連れてこられるわけですから興味のない人も大勢いると思います。しかし、劇場に足を運んでライブの舞台を観る経験そのものが有意義なことなんでしょう。普段行く機会の少ない劇場に足を踏み入れて、今日各家庭に戻って家で話題にしてくれるのでしょうか?今はYouTubeもあり情報は溢れているので今日興味を持ってくれたらそこを入り口に検索してくれる事でしょう。
歌舞伎はもっともっといろんなジャンルがあって色んな演目があってとフォローしたくなります。

この公演の役目は歌舞伎という日本独自に発展した演劇に触れて知ってもらうことですから観劇を入り口に歌舞伎に少しでも親近感を覚えて興味を持ってくれたらなと思っています。

学生の皆さんだけでなく日曜日は一般の方がご覧になれる公演です。
勘三郎のお兄さんと何度となく演じシネマ歌舞伎にもなったお兼の役を、松緑さんとはじめての夫婦役で楽しんでいます。
是非見に来て欲しい演目ですので社会人の方も劇場でお待ちしています。


また既報の通り明日の夜

6月3日(木)、イープラス有料視聴チケット制のライブ・ストリーミング・サービス「Streaming+(ストリーミングプラス)尾上松緑による紀尾井町夜話特別編「紀尾井町家話(きおいちょうやわ) 第三十八夜」に出演します。

https://www.kabuki-bito.jp/news/6811/

この公演のことも含めての会話になると思いますのでこちらもぜひご覧下さい!

お待ちしてます!

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「紀尾井町家話へ初出演 6月3日(木)20:00~配信」

2021年5月29日


今日から6月国立劇場歌舞伎鑑賞教室「人情噺文七元結」の稽古が始まります。

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稽古期間4日間の中で初めて夫婦役を務める松緑さんと長年連れ添った夫婦を作り上げていきます。
この"お兼"の役は亡くなった勘三論のお兄さんと何度となく務め、山田洋次監督の演出でシネマ歌舞伎にもなった私にとっては馴染みの深い演目です。
落語の人情話を歌舞伎化した作品で落語には出せない視覚の部分で歌舞伎ならではの舞台を作っていこうと思っています。

歌舞伎鑑賞教室の公演は一般の方は日曜日にご覧いただくことになっていますが
「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」という18時開演の公演が11日(金)と18日(金)に上演されます。
初めて歌舞伎を観られる方にはうってつけの演目ですので歌舞伎未経験の方に声がけしてコロナで疲弊している気持ちを払拭して下さい。

その共演する松緑さんが続けているネット配信飲み会

「紀尾井町家話」2021年6月3日(木)20:00~配信

にゲストとして初めて出演します。普段は共演機会の少ない松緑さんですが、それだけに新鮮な話が飛び出すと思います。コロナ禍で対面での会話ではなく人生初のZOOMで飲み会となるのでどうなるか楽しみです。

ネット環境のテストをしたのですが、自宅で1人で飲んで楽しいのかなという不安はあります。逆に癖になるか今から楽しみです。

https://www.kabuki-bito.jp/news/6811/

初日の次の日ですのでレアな会話が飛び出すと思いますのでこちらも是非ご覧下さい!

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「久しぶりに舞台写真入りパンフレット販売」

2021年1月16日

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今月の舞台写真掲載のプログラムが17日から劇場で販売が始まります。
ご希望があれば私がお名前を書いてサインしたものをご郵送致します。

一部¥1,800(送料・消費税込み)

尚、いつも行っていた劇場受け渡しは今回、コロナの為できませんので、郵送のみの受付となりますのでご了承下さい。

ご希望の方はお名前ご住所を明記のうえ
下記のアドレスに部数を添えてお申し込み下さい。
入金方法を折り返しお知らせします。入金確認後に郵送させて頂きます。

suzumenokai@senjaku.com

締め切りは27日千穐楽正午(12時)とさせて頂きます。

コロナの影響で対面販売も出来ない状況が続いていましたがやっと舞台写真入りのパンフレットの販売が再開されましたので、劇場にいらっしやれない方にも是非舞台の雰囲気をお手元で楽しんで頂けたら幸いです。

皆様のご応募お待ちしています。

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「今年もよろしくお願いします」

2021年1月 1日

大晦日にコロナ感染者の数を大幅に増やして年が変わり
前途多難の年始となりましたが、喪中ということもあり賀詞は控えさせていただきます。

今月5日発売予定、父の追悼特集をして頂いた演劇界の最新号が一足先に届き、昨夜一読いたしました。
皆様のお言葉に在りし日の父を改めて思い出し、気持ちも新たに清々しく快晴の元日の朝日を眺めています。

明日からの歌舞伎座の初日
ソーシャルディスタンスや大向う禁止などの制約は続きますが、新春を劇場で過ごして非日常の世界で心のリフレッシュを多くの方にして頂きたいと願っています。

父の在りし日を偲んで頂けたら幸いです。

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「古典芸能への招待「京の師走の華 顔見世歌舞伎」」

2020年12月26日

12月27日(日) 午後9:00~午後11:00(120分)

19日に千穐楽を迎えた今年の南座顔見世興行の出演演目が抜粋ではありますが明日放送されます。

『傾城反魂香』土佐将監閑居の場
女房おとく

又平を努めた兄鴈治郎との対談の映像もございますので是非ご覧下さい。

https://www.nhk.jp/p/kotenshoutai/ts/VV8Y68GWZ5/

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「「勝者の条件」」

2020年10月 1日

ゴルフネットワーク 167CH/217CH
というCSのチャンネルで明日から始まる「勝者の条件」という新番組でナレーションを担当しています。

「勝者の条件」放送日時
第1回目 2020年10月2日 (金)22:00〜22:30
第2回目 2020年10月9日 (金)22:00〜22:30
第3回目 2020年10月16日(金)22:00〜22:30
第4回目 2020年10月23日(金)22:00〜22:30

以降半年間にわたって放送します。

ゴルフ好きの方のチャンネルですが、ゴルフに興味のない方も見てください〜
声だけです、、

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「十月国立劇場再開」

2020年10月 1日

コロナ禍で生活が一変し、町に出れば殆どの人が思い思いのマスクで顔を覆い行き交っている。映画のロケを敢行している様な風景が当たり前になって半年は過ぎようとしています。

8月より再開した歌舞伎公演が正常な状況で上演されるのはいつのことなのだろう。

6月の国立劇場で、松緑さんと歌舞伎鑑賞教室で共演する予定だった公演も中止となり、その国立劇場の歌舞伎公演が当月めでたく再開され、国立劇場へ当初の予定より4ヶ月伸びての出演となりました。演目や出演者は変わりましたが、8月の歌舞伎座の再開時に続いての出演は嬉しい限りです。

演目は「ひらかな盛衰-源太勘当-」
今回の腰元千鳥の役は初役。
二十代半ばの時に公文協の巡業で父が演っていた時の印象が強く残っている。源太は梅幸の叔父さんで平次が富十郎のお兄さん。そして母延寿は先代の権十郎の叔父さんが務めてらっしゃいました。父は五十代半ばですので今の私より少し若かったと記憶しています。
可愛らしい腰元でした。義太夫の糸に乗っての芝居をワクワクして見ていたのを今でもはっきり覚えています。

初役の今回は、まず義太夫の演目の時はいつもやる手順として文楽の同演目を勉強することから始めます。映像、あるいは録音を床本と照らし合わせながらまず見たり聞いたりします。そして、歌舞伎の上演台本と照らし合わせます。
同演目でも歌舞伎の脚本はだいぶ脚色されていることが殆どです。脚色と言っても歌舞伎の入れごとという言い方をしますが、役者が自らの口でセリフを言いますので、歌舞伎独特のおかしみの部分ですとか、また、長い説明部分や主役の人物以外の説明台詞はは多少省いたりもしています。その元の部分の確認が最初の作業です。
次に自分が努める役の役柄や雰囲気を大夫さんの語りから感じとります。そして、人間として努めるときの参考にします。いわゆる役作りと言うのでしょうか。
そして、義太夫訛りを勉強していきます。
これが済んだ段階で歌舞伎の準備です。

役の動きですが、祖父の弟子であった故中村桜彩さんが父の為に細かく動きを書いたノートが残っています。これは曽祖父初代中村鴈治郎の弟子であった故中村松若さんという人が松若ノートというものを残していて(碁盤太平記を復活した時には大いに役に立ちました)それを見習って作られたものです。日本舞踊で言う踊りの譜のようなものです。
それを参考にイメージを作り次はビデオ映像という現代の力を使います。
今回拝見した腰元千鳥は先代雀右衛門の叔父さん、勘九郎時代の哲明さん、澤村藤十郎さん
、芝雀時代の現雀右衛門さん、今回延寿を努められる魁春のお兄さんと5人の方の千鳥を拝見しました。父の映像は残っていません。脳裏には微かに残っています。
以上の準備で自主稽古をして稽古に臨みます。
昨日と今日の2日間が附立と呼ばれ、稽古着でお稽古をいたします。この附立の意味は狂言作者(拍子木を打ったり、演目を書いたり)がセリフを付けてくれるという意味です。この稽古ではセリフをもし詰まったときにはその場でセリフを付けてくれます。英語で言うプロンプターの役目です。
この2日間が終わると、明日は舞台の上で道具を飾っての稽古ですが、まだ稽古着のままです。明後日の初日前日に初日どおりの舞台稽古が行われます。
計4回の稽古で初役ですが初日を迎えます。些かハードですが、現実です。

4日の初日に向けて稽古の録音を聞き返して復習し備えます。
義太夫狂言らしさを大切に千鳥を作っていきます。

故中村桜彩さんのノート
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今回の参考資料

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「歌舞伎特選DVDコレクション「藤十郎の恋」」

2020年8月21日

歌舞伎特選DVDコレクションの最新版
NO26「玩辞楼十二曲の内 藤十郎の恋」

父の歌舞伎座での4代目坂田藤十郎襲名披露公演の折に坂田藤十郎を初役で努めた舞台のDVDが、歌舞伎特選DVDコレクションの最新号として売り出されました。

此の役を務めるにあたっては、長谷川一夫さん(祖父の義理の弟)の映画「藤十郎の恋」を何度も見返し、その演技や演出を参考にし、衣装も真似て作った思い出深い作品です。

是非、ご覧下さい。

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「YouTube歌舞伎ましょう」

2020年8月10日

日本俳優協会・伝統歌舞伎保存会【公式】YouTubeチャンネル
「歌舞伎ましょう」

コロナ禍の中歌舞伎役者が作る公式YouTubeチャンネルが開設されました。

8月の出演者が扮装のまま皆様にご挨拶を致しました。

私も初めてコメントをいたしました。
歌舞伎座に今月来られない方は是非ご覧ください。
また、いらして頂いた方も公演を振り返りつつ見て頂けたら嬉しいです。

https://www.youtube.com/watch?v=FmUPkVg1GRs

なお、映像内で私が持っている厄除のシールは私の一つ前のブログで紹介していますのでそちらもご覧下さい。

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「10月歌舞伎座舞台写真入りプログラム販売」

2019年10月21日


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今月の舞台写真掲載のプログラムが20日から劇場で販売が始まりましので、私がお名前を書いてサインしたものをご希望の方にご郵送致します。

一部¥1,600(送料・消費税込み)

尚、劇場受け渡しご希望の方は引換希望とお申込みの際にお知らせ頂ければ定価¥1.300
にてお渡し致します。

ご希望の方はお名前ご住所を明記のうえ
下記のアドレスに部数を添えてお申し込み下さい。
入金方法を折り返しお知らせします。入金確認後に郵送させて頂きます。

ご応募お待ちしています。
締め切りは26日千穐楽正午(12時)とさせて頂きます。

suzumenokai@senjaku.com

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写真:歌舞伎座

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