「本日は父の命日」
2025年11月12日
2020年11月12日
父四代目坂田藤十郎が他界し5年の月日が流れました。
青山妙圓寺さんにある祖父・父の追善の碑です。
反射で見にくいのですがそれぞれの戒名の最初の二文字"光藝"と"妙藝"が刻まれています。
こちらで法要のお経をあげていただきます。
今年映画「国宝」でにわかに歌舞伎に注目が集まり始め役者としてお客様にいかに納得しリピターなってもらうかということがより求められてくると思っています。
父が四代目坂田藤十郎を復活襲名した思いを再確認する日でもあります。
今年の誕生日で65歳になりますが、ジム通いを欠かさず体力の維持に最も気をつかい一日でも長く舞台に立ち、先祖は勿論ですが数多の先輩方が生み出し後世に残したものを踏襲しつつ、現代のお客様により一層楽しんで頂くことを目標に舞台に臨んでいくことを父の位牌に誓ってきました。
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5年
藤十郎さまが逝去されそんなに経ってしまったこと・・・
映画『国宝』を2度見ました
どのお役がどなたと言うのではなく
私は藤十郎さまを思いだしておりました
『関の扉』や『曾根崎』はとても心に残っております
また、藤十郎さまがお亡くなりになってから
お正月の大阪松竹座の恒例だった成駒家が
東京での公演が多くなり
また、その大阪の歌舞伎の拠点となる大阪松竹座の閉館は寂しい事です
コロナ禍までは、簡単に遠征をしておりましたが
今は
納涼歌舞伎の3部構成も1日で通しで観る事も体力的に難しく
東京の宿泊代は以前の2倍
まだ、関西は観劇に恵まれている方かもしれませんが
歌舞伎の舞台が遠のいていきそうで・・・
そうは言いましても
新春の初芝居は演舞場に伺います
扇雀さまの藤の方がとても楽しみです
たまねぎさん
いつもありがとうございます。
松竹座閉館は私達上方の歌舞伎役者にとってもショックでした。正月の松竹座にもうでることがないと思うと一抹の寂しさを感じます。東京でお待ちしています。